ながくいきたコドモのコト。

ココロはいつでもゆめみるコドモ

#18 自担をドールにしたコト。

 前回のエントリーから、他のグループと並行して変わらずSnowManの応援を続けている。

 そんな私は、とうとうSnowMan自担をドールにする領域まで来てしまった。

 ドールにするというと、「お前を蝋人形にしてやろうか」の様なノリにも聞こえるのでかなり語弊があるがそうではなく、理想のスーパードルフィ-(以下SD)をオーダーするSDフルチョイスシステムを利用することである。
 自分だけの自担を迎え入れたい方、もし良ければ参考にしていただければ幸いだ。

 ※以下よりドールの写真が出るため、苦手な方はブラウザバック推奨。

フルチョイスシステムとは

 フルチョイスシステムは、何十種類もあるノーメイクの顔(以下ヘッド)、好きな髪型(以下ウィッグ)、アイカラー(以下グラスアイ)を選び、好きなメイクを施してもらう、SDのセミオーダーサービス。その組み合わせは何億通りもあると言われており、メイクも国内の工場でフィニッシャーと呼ばれる優秀なメイク師が、一点一点手作業で精巧なメイクを施すため、同じヘッドでも全く違う表情を見せるので、オンリーワンのSDが自分のもとへとやってくる。
www.superdollfie.net


オーダー前にやるべき事

 まずは、オーダーしたいサイズを選択。男の子のSDの場合、サイズは40cmクラスのスーパードルフィーミディ(SDM)50cmクラスのスーパードルフィー(SD)60cmクラスのスーパードルフィーグラフィティ(SDGr)の3種類。SDとSDGrは共通のヘッドの選定が可能だが、SDMは専用のヘッドがあるため注意が必要。40cmクラスの場合、体型は小4くらいの子供なので、小柄な自担であればSDMでオーダーするのもしっくりくるだろう。SDMはSDやSDGrよりも軽いので、小回りも効きやすく場所も取らないため、住宅事情の観点でも非常に扱いやすいサイズとなっている。そして金額も少し可愛い。(どう足掻いても万単位だから、よく考えれば可愛くないけど…)
 ただ、やはりSDGrはオーナーが座った状態でハグが出来るのが良いところ。自担をぎゅっと抱きしめたい人はSDGrがおすすめ。あとはお財布とも相談を…
 次は肝心なヘッドの選定。そこからの、オーダーしたいメイクを決める手順で私は今まで準備をしてきた。ヘッドを決めてからの方が、どのようにメイクが乗るのかがイメージしやすいため。
 ちなみにヘッドに関しては、実際にSDを取り扱う店舗(天使の里、窓、すみか)へ行くことで、現在取扱い可能なヘッドのメイクサンプルの最新資料の冊子や、実物のヘッドとボディ等も見ることができる。もし可能であれば、店舗のスタッフに相談するのも手かもしれない。今回のフルチョイスは、実際のオーダーをする前に店舗でスタッフに自担のアー写を見せて、どのヘッドがベストか相談を持ち掛けた。スタッフは経験豊富で観察力がある方が多いため、かなり的確なアドバイスが貰えることは間違いない。
 そして、大事なのは明確な資料。今まで5回フルチョイスシステムを利用してきた私の経験上、資料がモノを言う。フィニッシャーが資料を見ながらメイクを施すため、顔全体がハッキリと分かる写真は必須。例えば公式ホームページのアーティスト写真や、雑誌のデータカード。私は今回、モデルになる自担のものは公式ホームページにあったアーティスト写真をメインに、アイドル雑誌でクローズアップされてた目元と口元のアップの写真を提出した。これは睫毛の生え方や口元のホクロをオーダーする際に使用。しかし、あくまでも人間ではなくドールなので、ドールになった場合の自担を想像しなければならない。何もないところからドールのメイクを考えるのは恐らく、私含めた素人では少し難しいと思われるため、一番良い方法としては目星をつけた選んだヘッドの番号をSD公式インスタグラム(https://www.instagram.com/volks_superdollfie/)で「#sd_f_(ヘッド番号)」と検索をすることで、様々な写真がヒットする。その中から、自担に近い顔立ちのメイクが施されたものを選び、参考資料の一つにすることで、SDにした時に仕上がりに納得がいくものが手元にやってくるだろう。
 注意点としてはSD以外の、他社ドールのメイクは参考資料にすることはできない。また、SDであってもオーナーが撮った写真を使用する場合は、必ず許可を取る必要がある。
 写真資料の他にあると良いのは、オーダーしようとしているSDの性格や、メイクに対する要望を書いた文章。性格は、メイクに反映させるために参考にする事がある事を想定している。メイクに関する要望は、「こうしてほしい」はもちろんの事、提出したSDの写真資料には表現されているが、自分のSDには反映してほしくない「NGメイク」も書いておくと、フィニッシャーとオーダーを取るドールアドバイザー(以下DA)とオーナーの解釈の不一致を招きにくい。
 メイクは写真に映らず飛んでしまう事があるため(特にフルチョイスの場合は多い)、DAにオーダーする際に「写真写りが良いように、メイクは濃くしてください。」と一言添えると、はっきりとした顔立ちの美しいSDが仕上がってくる確率がグッと上がる。これは魔法の言葉。この言葉を添えずにオーダーした際、思いの外メイクが薄く、がっかりした記憶があったため。オーダー時は必ず申し出ることをお勧めする。

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 内容も大幅に濃い物ではなかったが、参考資料の収集に時間を要したこともあり、作成には数ヶ月がかかった。若干小恥ずかしいので、写真等にはぼかしを入れておく。
 なお、これらの資料は提出すると返却されないため、コピーした物を必ず持って行くように。
 あとは、オーダーする店舗の選択。天使の里はSD専用の店舗で天使の里限定のヘッドやパーツが存在するため、選択したパーツが天使の里限定の場合は京都まで飛ぶ必要も。
 そして、何よりお迎えのための資金。支払いや必要金額に関しては後ほど。

いざフルチョイス。店舗へ

 フルチョイス5回目ともなると、「そうだ、京都行こう。」程度の軽いノリに変わってしまうのも事実。初子SDのオーダーをしたときほどの緊張感は薄れるもの。
 2020年8月8日、この日はSnowManがCDデビュー決定を知らされた東京ドームのJr.祭りから1年後の日。私は使い古したウォークマンでD.D.を聴きながら、ソーシャルディスタンスを保つために閑散としたグリーン車に飛び乗り、京都へ赴いた。
 11時ごろ定刻通りにJR嵯峨嵐山駅の北口から細い裏道を通り、知らない人が見れば完全に宗教施設の佇まいをした天使の里の門をくぐった。
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 荷物を預け、フルチョイスカウンターのある地下1階へ向かうと既に2人程先客が。しかし、ウエイティングリストに名前を書くことなくスムーズに案内された。夏は空調が効きすぎているため、エアコンの風に弱い人は、薄手の羽織りが1枚あると良いという事を最初にお知らせしておく。(お手洗に入ると、スマホの電波が若干悪くなる。)
 椅子に腰かけ、いよいよ1対1でDAとの会話がスタートだ。フルチョイスの注意事項を聞いた後、ボディサイズ、スキンカラー、スキンの種類、ハンドパーツ、フットパーツ、腕の種類、オプション、ヘッド、グラスアイ、ウィッグを決める。
 ボディサイズは当然のごとくSDGr男の子。自担は身長が高い。SD男の子の訳が無いのだ。
 スキンカラーはフェア肌。これは、黄色人種の肌の色。スキンの種類はピュアスキンの通常タイプ。天使の里限定でエバービューティーというスキンがあるが、これはウレタンキャスト特有の経年変化による黄変が進みにくい。わが家に居るスキンタイプは全員ピュアスキンのため、釣り合いを持たせるためにエバービューティーは選ばなかった。(通常スキンより金額も張るし、納期も長いからね…)
 ハンドパーツは少し開いたハンドパーツをデフォルトでつけ、オプションでピースと人差し指が立ち気味のハンドパーツを選んだ。フットパーツは下駄が履けるように親指と人差し指の間が開いている物があるが、和装をさせる予定もないため、通常足を即決。(下駄足は店舗購入も可能)
 腕の種類は、何と肘から下の部分が筋張った筋肉の表現がされたものと、ほっそりした腕の2種類から選ぶことが出来る。この腕にすることで、腕まくりをしたポーズや半袖等を着せた時に、逞しさが表現できるため、筋肉が特徴的なメンバーをモデルにしたSDをオーダーする際には有効かと思われるが、自担は細身なイメージが強いので後者を選択。
 オプションにはスタンドや、SDを入れて運ぶ細長いバッグ、お迎えドレスと呼ばれるフルチョイスシステム限定の衣装セットがあるが、それらは全て付けなかった。
 オプションで付ける事をお勧めするのは、パーティングライン消し。パーティングラインはパーツ製造時に出る金型の跡の事。それをヤスリで消すことで、肌を見せるような撮影の際にも違和感が少なくなるのだ。私は少し肌蹴た撮影をしたいのと、よりリアルさを追究したいという観点から、50cm・60cmのSDには必ずこのオプションをつけている。
 そしていよいよヘッドだ。私が目星をつけていたのは、天使の里限定のSD-F-57番。名古屋でスタッフに相談した際に提案されたヘッド。解釈も一致していたため、他に選択肢はなかった。これは、フルチョイスの中でも人気のあるイケメンヘッドと名高い。先日自担ドールを迎えた際、スタッフから聞いた話だと、「天使のすみかで、57番がフルチョイス出来るようになったら、フルチョイスカウンターがてんてこ舞いになる。」とのこと。
次はグラスアイなのだが、私は事前に買っていたディーラー製のグラスアイを用意していたため、持っていない色を選ぶだけにした。(瞳孔のズレやドームの高さが低く、フルチョイスで選べるグラスアイは少し作りに粗がある…)
 ウィッグはロングの黒髪を選択。何故か?もう既に黒髪のテクノカットのウィッグはたまたま持っていたから。彼のファンになる以前から、テクノカットという髪型には弱かったようだ。黒髪ロングは番組でやった女装の為に使用する。
 ウィッグやグラスアイの追加購入はせず、いよいよ肝心のメイクオーダー。最重要事項だ。ここで自分が持ってきた資料を提出する。自担の写真とよく似たSDの写真を見せるやいなや、担当のDAは「そっくりです!美しいお顔立ちしてますね。」と。初めてのフルチョイスの時にも違うDAから同じことを言われたので、恐らくリップサービスだと思われるが、非ヲタから肯定的な発言を聞けるのは悪い気はしない。
 瞳の取り付けは、前述の通りディーラー製のものをつけるため取付無しとした。有りにすると、グラスアイがグルーガンで止められて仕上がってくるため、いざ剥がすときにかなり大変な思いをする。フルチョイスの場合は取付無しの方が後々楽。もし瞳を自分で取り付ける場合は、店頭にある「瞳パテ」をオーダー後に購入しておくことを強くお勧めする。
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 睫毛は内付けでブラックのクロスタイプ。個人的にはクロスタイプの睫毛はかなり汎用性が高く、男女両方のSDに使いやすい。少し柔らかい雰囲気や色素が薄いイメージのSDには、ダークブラウンの睫毛も良い。睫毛は外付けにすると、ビューラーで上げたような上向きの睫毛がつくため、自然な生え方の睫毛にする場合は内付けを指定すべきだ。睫毛も種類があるため、サンプルを確認して自担のイメージに一番近い物を見極めよう。
 オーダー時に指定するメイクでおすすめな内容は、目元と口元のグロスグロス量は大まかだが指定が可能で唇の場合、Diorのグロスを塗ったようにツヤツヤにも出来るし、程よく潤いを持たせたい場合は”半ツヤ”を指定することで、自然な艶感で仕上がってくる。目元も同様なので割愛。
 グロスの指定することで、撮影時の照明で目元がキラッと程よく輝き、瑞々しさと程よいリアルさ、感情や色気が生まれる。(あくまでも個人的な感覚と好み)
 メイクの乗せ方や配置、使用する睫毛パーツ等はすぐに確定したものの、ある問題が生じたため、いつも1時間程度でオーダーが終わるところが今回は1時間半…個人的には分かりやすい資料を提出したつもりではいたが、メイクの色味の項目について、SDの写真のメイクと私が考えている色味が若干異なるため、解釈の不一致が生じる可能性があるとDAから指摘を受けた。フルチョイスのオーダーを成功させるには、DAとオーナーの解釈がどこまで一致させられるかがミソとなる。

 DAと1時間半話し合い、出来上がったオーダーシートがこちら。

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 名前にぼかしを入れ忘れた…もう見なかったことにしよう…
 これはお迎えの際に渡してしまうため、手元に残しておきたい場合はスキャンやコピー等で記録を取っておくことをお勧めする。
 そして全てのオーダーを終え、最後に代金の支払いをしてから、オーダーシートの控えが入った白い横長の封筒を受け取ってフルチョイスルームからログアウトするという流れだ。
 ちなみに支払方法に関しては、全額オーダー時に支払いか、内金を先に支払い、受け取り時に残額を支払うかの2択。内金を先に支払う際は、受け取り店舗はオーダーした店舗に限るので、私は毎回全額先払いで名古屋ショールームでの受け取りを指定している。今回は、国からの金と夏の賞与を突っ込んで16万用意した。これくらいの金額を用意すれば、SDGr男の子は充分なフルチョイスができる。ここからはひたすら待つ期間。お迎え準備が整うのは10月下旬。

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 オーダー後は先住SDとの時間を楽しみ、帰りは新幹線の中で祝杯のアサヒスーパードライを開けた。勿論、ソーシャルディスタンスを保つためにグリーン車に乗車。これが至福の時というものなのか…

お迎え準備完了の連絡

 私はお迎え前に、自担に関わる衣装や服を自作し、時々控えを眺めながら早く顔が見たいと首を長くして待っていた。オーダーして2週間後には滝沢歌舞伎ZEROで着用していた「ひらりと桜」の衣装を完成させ、その後畳みかけるように「D.D.」の衣装も2週間程度でカスタム、更には7Gでの企画で女装をしていた際のドレスを4日、実際に本人が着用していたパジャマを似た布を使い、2日で作るという驚異的なスピードで洋裁の作業に明け暮れた。ひらりと桜の衣装を製作していたのを隣で見ていた母曰く、(こんな難しいものを作るなんて)狂ってる」との事。あの衣装を作るのに、何度滝沢歌舞伎ZEROの円盤のOPだけ再生したことか…(あんな衣装、二度と作らない)

滝沢歌舞伎ZERO (DVD通常盤) (通常仕様)

滝沢歌舞伎ZERO (DVD通常盤) (通常仕様)

  • 発売日: 2020/07/29
  • メディア: DVD

この作品は12月4日より映画版で放映予定。特別上映以外に2回は観に行こうかと思案している。
movies.shochiku.co.jp


 ちなみに私は学生時代、アパレル分野を専攻していたため、針と糸は人並み以上に扱ってきたと思われるが、特にこの1ヶ月半はApple Pencilよりも針と糸を触っていた時間の方が遥かに長かったような気がする。苦行でしかなかった作業だったが、現役の頃よりも洋裁のスキルは少し上がったと思われるので、悪いことばかりでもなかった。
 未婚で且つ子供もいないため、本当のところはよく分からないが、きっと生まれてくる子供の為に服を用意する親はこんな気分なのだろう。

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 話は少し逸れたが、お迎え準備完了時の連絡は、受け取り店舗から電話連絡メールハガキの3択。今までのオーダー時は電話連絡をお願いしていたが、データとして残るメールを選択。
 10月31日、SexyZoneの配信ライブを観終わり、スマホを開いた。そこに入っていたGmailの通知。今日は10月の下旬、納期的にはタイムリーだ。恐る恐るメールを開くと、やはりそこには受け取り店舗である名古屋ショールームからの連絡が。配信を観終えたころは既に夕方。店舗まではバスと電車で40分。夜のオーラス配信も購入済みだったため、お迎えは翌日に持ち越した。
 そして翌日。午前中に母とA.B.C-Zの映画を観に行き、午後からは別行動で私は名古屋ショールームへと控えを握りしめて突撃。すぐにカウンターに向かうシミュレーションを脳内でしていたのだが、あまりの緊張で突然のウィンドウショッピングを始めてしまい、カウンターへ向かうまでに5分はかかっていた。冷や汗と思われる変な汗が吹き出すので、カウンターに向かう前に深呼吸をし、意を決してメールをくれた担当スタッフに声を掛けて控えが入っていた白い封筒を手渡す。すぐにカウンターの奥から棺桶のように縦長で白く硬い箱が出てきたので、私は姿勢を正して前に立った。SDの取扱い説明書である「お迎え読本」、グラスアイ、ウィッグ、その他ドール関連の部品、出生証明書(下取りやメイク直し等のアフターサービスを受ける時に必須なので要保管)が添えられており、その下には緩衝材の役目を果たす、縦長のお布団。本来であれば、このお布団はオーナー自らめくり、顔を見ることになるのだが、何故か今回はスタッフがこれを一気にめくってくれた。一番緊張する瞬間を体感させてくれないのかと少し落胆していたが、白いビニールの様な緩衝材が更にかかっていたので、これをオーナーがめくることになる。この緩衝材が入っていたのは初めての事だった。5度目のフルチョイスだが、お迎えの瞬間というのは正直な話未だに緊張する。「よろしければ、ご自分の手でお顔を見てあげてください。」と、スタッフが私に微笑むので、少し震える手で足の方から順番に緩衝材をめくった。私の中でルールで、フルチョイスを迎える時はいつも足からめくっている。良いところは最後に残しておきたい性分なのだ。

 「うわっ…自担(本当は苗字を叫んだ)…!」

 これは顔を見た瞬間、その場にしゃがみ込み、私が開口一番放った言葉。ウィッグ、グラスアイ無しの全裸ハゲのSD(言い方どうにかならないのか)が目の前に横たわっている。あまりにも舞い上がってしまったので、箱を開けた瞬間は写真に残していなかった。とんだ大失態…
 傷や大幅なオーダー違いが無いかを確認した上でお迎えは完了したので、取り急ぎ撮影スペースを予約し、空きが出るまでの間に持ってきていた洋服を着せつけながら、スタッフとの会話を楽しんだ。名古屋のスタッフはキャラクターが濃く、トークも上手いので引き込まれるものを感じる。
 「眉毛の感じとか、口元が上手く再現されてますね。」とスタッフも控えと照らし合わせながら首を縦に振っていた。それだけでなく、テレビでよく見かけるから知っているとのこと。恐るべし自担。そして、ありがとう。スタッフ。

 用意していたウィッグはお迎え後にカットしようと思っていたため、若干不格好だが、カットする前の貴重なお迎え直後を写真に収めた。

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「可愛い…」

 思わず心の叫びが出てしまうほど、自担SDは愛おしい。まだどこか洗練されきっていない、加入前の雰囲気すら感じた。

 袋が有料になる昨今だが、持って帰る際は箱と同サイズの横長の布製ショッパーに無料で入れてもらえるので安心だ。ただ、Gr男の子は総重量2kgはあるため、身軽な格好でお迎えに上がる方が良いだろう。(電車やバスでこの箱を膝に置いて椅子に座ると、両サイドに人が座れなくなる。)

最後の仕上げ

 自宅に戻り、母親に呆れられた私は、より自担に寄せるため、ウィッグにハサミを入れた。セルフカット動画の記憶がよみがえる。

j-island.net
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 毛だらけになりながら、自担も髪を切っていたのだろうかと考えながら。ひたすらにサイドと襟足をチョキチョキ…細かいウィッグの毛が服にくっついたり作業机に散らばったりする事態に見舞われ、掃除機が出動する場面もあった。(ウィッグも吸い込まれそうになった)

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 見よ、この完璧なテクノカットを。
 ウィッグカットする際、アー写をベースにし、時々違う写真で横顔を確認して微調整を繰り返した。我ながら完璧な出来だ。テクノカットを切りそろえたことで、少しばかり顔つきも締まりが出たようにも見受けられる。

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 「強い女だ…!」

 青年ドールの女装は大抵皆強くなる。想像以上の仕上がりにシャッターを押す手が止まらなかった。夜景風の照明にして撮影するのも面白そう。


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 「こんなメロウな就寝シーンあるかよ…$誌のソロカットか?!」

 そんな私は、一晩だけ添い寝でもしてやろうかと企むのであった。(揃いのパジャマを私も購入済み)

結論

 私は今回、新たなSDを迎え入れ、7人目となった。これからまた楽しい日々が始まりそうである。写真の勉強もしたいところだ。

 ここまで、このエントリーを読んで、自担をドールにしてみたくなったそこの貴方…

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自担ドールは良いぞ。